インプラント矯正とは
インプラント矯正とは、チタン製のスクリューやプレートを歯の周囲の骨に設置し、これを軸にして歯を動かす方法のことを言います。要は、インプラント治療をするのに邪魔な歯を移動し、治療しやすくするためにそのようなことをするのです。その結果、治療をしたい部分の側の歯を移動でき、インプラント治療のためだけに抜歯をしたり、顎を切ったりといった外科手術が必要がなくなります。
もともとインプラント治療は失った歯のために人工歯根を埋め込み、その人工歯根に人工の歯を取り付け、物を食べたり噛んだりするのに支障なくするための治療です。その治療を応用したのが、このインプラント矯正といえます。
インプラント矯正手術の際には、インプラントは人体と親和性の高いチタン製のものが使われることが多くなります。これは術後の経過にも関わることで、結果手術後の腫れも早い人なら2、3日くらいで、遅い人でも大体一週間以内でほとんどの人が落ち着いてきます。
インプラント矯正中も日常生活にはほとんど影響なくくらせます。最初は異物感が感じられる人もいるようですが、意外と早く慣れるようです。ただ、口の中はいつも清潔にすることが必要です。そうしないと歯茎の腫れなどにつながります。
インプラント矯正手術後、矯正用のインプラントは必要がなくなり次第取り外されます。取り外した後は跡も残りません。また、肝心の費用については、一本数万~8万円くらいが相場となっています。
インプラント矯正のメリット・デメリット
インプラント矯正のメリットについては、以下のようなことが上げられます。
- 1年から1年半ほどで済むため、従来の矯正治療より治療時間が短くなる場合が多い
- 歯を抜かないで済む治療の選択肢が多くなる
- 従来ならば外科手術が必要であった場合でも手術無しでできる場合がある
なお、インプラント矯正デメリットについてですが、これは「インプラントを注入しなければならない」ということが上げられます。ただ、これは治療後には取り外すため、一時的なデメリットであるといえるでしょう。
また、費用についても、インプラントを埋める分費用は高くなるというデメリットがありますが、その一方です治療期間が短くなるため、結果としてそこで相殺されることになります。
とにかく、従来の矯正よりも治療時間が短くなる、という点が非常に魅力的な治療方法です。
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